A glittering interlude: Visions of Satsuma-kiriko |
一瞬のきらめき まぼろしの 薩摩切子 |
幕末の十数年間に一気に興隆し、はかない運命を遂げた薩摩切子。プリズムのような輝き、ゆたかな文様と色彩のハーモニーを持つカットガラス、その生い立ちから終焉まで、一挙に公開、ガラスに花開いた日本美をご紹介します。 |
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〜西洋への憧れと日本的な美意識とが融合した、独自の美の世界をお楽しみください。〜 江戸時代後期、日本にも虹色に輝くガラスが登場しました。江戸切子や薩摩切子と呼ばれるカットガラスです。かって、西洋からもたらされた無色透明のカットガラスは、その洗練された美しさから「ギヤマン」と呼ばれました。「ギヤマン」は、ポルトガル語の「ディヤマンテ」を語源とし、「ダイヤモンド」を意味します。日本で生まれたカットガラスの中でも、とりわけ鹿児島・薩摩藩が力を尽くして生み出した薩摩切子は、多様な色彩と豊富な文様とのハーモニーが最大の魅力です。 |
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第1章:憧れのカットガラス |
展覧会の構成 ※作品タイトルは、一部変更になる場合がございます。 |
同展は、5つのセクションで構成されています。その中から5展示品を紹介します。 |
第2章:薩摩切子の誕生、そして興隆 |
第3章:名士たちの薩摩切子 |
第4章:進化する薩摩切子 |
第5章:薩摩切子の行方 「薩摩系切子 紅色被鉢」 一口 宮垣 秀次郎 日本 19世紀後半 |
点茶席 (お抹茶と季節のお菓子) ・限定50名 1,000円(入館料は別途) 6階お茶室「玄鳥庵」にて 日時:2009年4月2日(木)、16日(木)、30日(木)、5月3日(日・祝)、14日(木) 11:30〜17:30(受付は17:00まで) 13:00,14:00,15:00にはお点前がございます。 *定員を超えた時点で終了させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。 「一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子」展 エデュケーション・プログラム *各プログラムの参加には、別途入館料が必要です。 A.展覧会関連プログラム ・記念講演会「薩摩切子の魅力」 講師:土屋 良雄氏(サントリー美術館企画委員) 日時:2009年4月11日(土) 14:00〜15:30 会場:6階ホール 定員:100名 応募締切:2009年3月28日(土) 聴講料:700円(入館料別途) B.日本文化伝承プログラム ・ワークショップ「切子体験 ガラスをカットしてみよう!」 講師:小林 淑郎氏(江戸切子伝統工芸士、東京カットグラス工業協同組合理事長) 日時:2009年4月18日(土) (1)10:30〜11:40 (2)12:00〜13:10 (3)14:00〜15:10 (4)15:30〜16:40 会場:6階ホール 定員:各回8名 対象:小学4年生以上 (1)と(2)はペーパーウエイト、(3)と(4)は小皿にカットを施します。 (お申込みはお一人様一回。重複応募は無効。) 応募締切:2009年4月4日(土) 参加費:1,000円(材料費込み・入館料別途) *ワークショップ参加料割引:ご参加の方は入館料が割引になります。(一般1,000円、大学・高校生700円) *A・Bの応募方法 往復はがき:各プログラムごとにお一人様につき一枚、美術館「エデュケーション・プログラム」係までお申込ください。 【必要事項】ご希望のプログラム名・お名前・年齢・郵便番号・住所・電話番号・ワークショップにご応募の方はご希望の時間帯の番号・(メンバーの方は会員ナンバー) C.スライドレクチャー (申し込み不要。参加無料。入館料別途) ・会場:6階ホール 定員: 各80名 *見どころトーク ・学芸員が展覧会の見どころを紹介するレクチャー。約30分 日時:2009年4月4日(土)、5月10日(日) 各日11:30〜/15:30〜の2回 *フレンドリートーク ・こどもから大人まで楽しめるやさしいレクチャー。約30分 日時:2009年4月26日(日)、5月5日(火・祝) 各日11:30〜/15:30〜の2回 以上のイベント詳細、お申し込みについては、サントリー美術館公式サイト http://suntory.jp/SMA/ または Tel: 03-3479-8600 にて、お問合せください。 |
お問合せTel:03-3479-8600 |
参考資料:「まぼろしの 薩摩切子」展、Press Release、他。 |
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